読書でおすすめしたい5冊の本

読書、みなさんはどんな場面でしていますか?会社員の方や学生の方は、通勤通学途中の電車やバスの中、子育て中のお母さんはお子さんがお昼寝をしているとき、場面はきっとみなさんそれぞれですね。最近、活字離れといわれていますが実際にはどうでしょうか?本が好きな人は変わらずに様々な本を読んでらっしゃることでしょう。

本の魅力は、その世界に没頭できることや本の登場人物を自分の思い通りの容姿にしたり、その場面を自分で自由に描くことができるということでしょうか。また、お子さんに読ませると想像力豊かに成長するというメリットもあります。筆者の観点からおすすめしたい本を紹介します。



 読書でおすすめしたい5冊の本

その1:神様のカルテ

信州を舞台にした「神様のカルテ」は、地域医療に従事する主人公が様々な人と出会い成長していく様を描いた作品で、2010年本屋大賞で2位になりました。この作品の魅力は、登場人物がそれぞれ個性的で本の世界に引き込まれるところです。作者の夏川草介氏自身、地域医療で活躍した医師だったことから、主人公の一止と自身を重ねているのではないかと読者に想像させるところも魅力的です。「夏川草介」という名前にも一癖あって、ご自身の好きな作家に関連しています。「夏目漱石」の「夏」に「川端康成」の「川」、「草」は夏目漱石の「草枕」から。そして「芥川龍之介」の「介」。主人公の一止の白衣のポケットには「草枕」がいつも入っており、作者が夏目漱石のファンであることが伺えます。

また、信州の素晴らしい自然と雄大さ、そして美しさが見事に描かれていて、長野県松本市の町並みを忠実に再現しているところも見所のひとつです。作者がお酒の趣味があるのかはわからないですが、信州の地酒も多く出てくるので、この本を読むと信州を訪れてみたくなりますよ。地元のファンにとっても、このように信州が描かれていてとても嬉しいことだそうです。

「神様のカルテ」は映画化されており、現在1~3巻が発売されています。読み終えた後は心がとてもほっとする感動の一冊です。

その2:ツナグ

映画化されたこともあり、知っている人も多いかと思います。「ツナグ」は、死んだ人と一度だけ会うことができる仲介をする人のこと。口コミなどで、「ツナグ」にたどり着いた人しか会うことはできず、「ツナグ」が依頼者の会いたい人に「会ってもよいか」を確認し、「会ってもよい」場合に依頼者は会うことができる、しかし、会えるのは依頼者もその会いたい人もお互いに一人だけしか会うことができない。この本は、5つの短編で構成されており、それぞれ亡くした人に会いたい気持ちを持って「ツナグ」に依頼をします。その亡くした人というのは、憧れの人であったり、婚約者、母親、親友、両親と様々ですが、人の心の揺れや戸惑い、心情がとても繊細に描かれていて読む人を引き込んでいきます。どんどん読み進められるとはまさにこのことで、一気に読むことができます。

感動もあり、少しモヤモヤ感を残すところもあり、家族や大事な人を大切にしようという気持ちも生まれてくるこの本、是非読んでみてください。できれば、映画を観る前がいいかもしれません。

その3:プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミは、関西を舞台とする作品を描く、万城目学氏の本です。本の内容は、「社団法人OJO」に国から莫大な金額の補助金が35年にも渡って支払われていることについて、会計監査院から大阪府へ調査員が派遣され、その不正を暴こうとします。しかし、その補助金の実態は、「大阪国」の運営資金として国が肩代わりしていたという事実が発覚します。「大阪国」とは何なのか、題名にもなっている「トヨトミ」とは、「社団法人OJO」の正体とは…。

この本の魅力は、独特の世界観があるということです。万城目学氏の本は、不思議な出来事をあたかも普通のように描いているので読者としては、最初は疑問を持って読み進めてしまいます。しかし、ある瞬間点と点が繋がり、そういうことだったのかと納得させられるところがとても面白いです。

映画化もされていますが、是非原作を読んでから映画を観ていただきたいと思います。

その4:樹上のゆりかご

「空色勾玉」や「白鳥異伝」、「薄紅天女」などのファンタジーで知られる荻原規子氏ですが、おすすめする「樹上のゆりかご」は、高校生が主人公で学園ものなのでファンタジーが苦手な人も読みやすいと思います。荻原規子氏が描く世界は、何といっても登場人物がみんな見目麗しいということです。読者としては、登場人物が美しいと読んでいてとても楽しいです。この樹上のゆりかごも登場人物が美しく、想像するのが楽しいです。

ストーリーは、学園祭までの準備や当日を背景に高校生同士の人間関係を描いています。青春も感じられるので、読み終わると何となく清々しく思えるところがおすすめです。

その5:図書館戦争

図書館戦争は、有川浩氏作のシリーズ小説です。メディア、つまりテレビや紙媒体の情報などから犯罪が起こっているのではないか、また、人権侵害表現があるものを取り締まる「メディア良化法」なるものが存在する世界。そのとんでもない法律に立ち向かうのが、図書館を守る「図書隊」で、主人公はその図書隊の任務についています。少しでも、問題がある書籍があった場合、メディアを取り締まる「メディア良化委員会」は武装し本を襲撃するのですが、図書隊は防衛を行います。図書館の敷地内のみでこの攻防は行われているのですが、まさに戦争なのです。

この本の魅力は、独特の世界観があるというだけでなく、戦闘シーンがとても鮮明に描かれています。また、主人公と上官とのぎこちない恋も見所です。とても気軽に読める小説なのでおすすめですよ。

いかがでしたか?

おすすめの本について紹介しました。ここに紹介させていただいた本はどれも話題になっている本です。まず、読んでみようと思わせる書店の戦略にまんまとはまっているような気がしますが、本当にどれも面白くかつどんどんと読み進められるものばかりです。是非、手にとってみてください。

まとめ

読書でおすすめしたい5冊の本

その1:神様のカルテ
その2:ツナグ
その3:プリンセス・トヨトミ
その4:樹上のゆりかご
その5:図書館戦争


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