映画☆若者たちの5つの見どころ

2014年フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」、妻夫木聡、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平たちが演じる5人兄弟に巻き起こる様々な出来事は、リアルさを感じついつい感情移入してしまいます。

この「若者たち」、1966年にフジテレビで放送された同名の連続ドラマをリメイクしたものです。両親を亡くした5人兄弟が、友情や恋愛に悩み苦しみながらたくましく生活する姿は、当時の視聴者の共感を呼びました。テレビドラマが終了した後には映画が3作品制作されたほどです。

映画「若者たち」「若者は行く-続若者たち-」「若者の旗」の三部作はジェネオンエンタテイメントからDVDが販売されています。今回は、これを見れば、「若者たち2014」がもっともっと楽しめる、映画版「若者たち」の見どころを紹介します。



映画☆若者たちの5つの見どころ

その1 人とつながるということ

若者たちの主人公たちは5人兄弟。少子化でひとりっ子や二人兄弟の多い現代では、その生活を想像するのは難しいですね。その5人の兄弟の両親は、早くに亡くなってしまいます。長男は理不尽さを感じながらも両親の死の原因になった雇用主のもとで働きながら兄弟を支え続けます。

兄弟それぞれ自分の思い描くように育っていってほしいとがむしゃらになる長男。でも、自分たちの道を歩みたい兄弟たち…。それはたびたび兄弟喧嘩に発展します。喧嘩するということは、「お互いに意見をぶつけ合う」こと。思い切り考えていることをぶつけ合って、話し合うことで、お互いを理解していくんですね。

喧嘩シーンでの台詞に「兄弟だから他人なんだよ」と言うものがあります。兄弟だからこそ理解できることもあるけれど、許されることもあるかもしれないけれど、ひとりひとり独立した個人なんだということを考えさせられるセリフです。

表面上は穏やかに穏便に、本音は呑み込んで当たり障りない人付き合いがスマート…とされる現代の風潮に異を唱えるかのようなこの兄弟たちの姿、とても魅力的に思えませんか。

その2 人はお金で幸せになれる?

映画の中では「金」「学歴」という言葉が何度も繰り返されます。高度成長期時代の当時の日本の「富める者」と「貧する者」の差がある状況がよくわかります。そんな時代に製作された映画だからこそ、「お金と幸せ」が一つのテーマになっているのかもしれません。

長男は、自分が一生懸命働けば、兄弟を上の学校にやることができる、肩身の狭い思いをさせないで済む…と考えているんですね。お金を稼いで兄弟を幸せにしてやりたいのです。

でも、兄弟にとってそれはきれいごと。自分たちが望んでいることじゃない…と思い反発が生まれます。兄弟たちの幸せは「金」にあるんじゃない!…と。

現代の日本でもワーキングプアという言葉を耳にするようになって、もう長い期間がたっています。映画「若者たち」の時代を繰り返しているようにも思えます。お金さえあれば幸せになれるのかしら?考えさせられますね。

その3 「真面目」はかっこいいのだ!

この映画に登場する若者たちは、とにかく「真面目」。自分の将来、自分の家族、仲間、とにかく人に対してとても真面目なのです。相手を傷つけるかもしれない、自分が嫌われるかもしれない…なんて音は関係なく、バシバシ本音をぶつけます。

でも、若者たちを見ていると、単に自分勝手に思いや言葉をぶつけているだけでなく、相手のことを考えているからこそ、自分の考えをぶつける、そして相手の考えも知りたいという欲求がそうさせているのだ…とわかります。みんな自分の人生、相手の人生を真面目に考えているからこそ…なんですね。

時代が過ぎて、いつの間にか「真面目=ださい」という構図が出来、真面目であることが軽んじられるようになりました。人とうまく付き合っていくのに必要なものは「真面目さ」ではなく「ノリのよさ」「空気を読むこと」になって久しいですね。

「若者たち」は「真面目」はかっこいい、評価されるべき…と思わせてくれる映画なのです。

その4 夢は大きくなくてもいい

皆さんの夢は何ですか?よく「夢を持ちなさい」といいますね。「夢は大きく」ともいいます。でも、大きな夢は本当に必要でしょうか?「若者たち」を見ると、身近なことに夢を持ち、それをコツコツ実現していく…ということが本当の幸せかもしれないと考えさせられます。

「若者たち」では自分たちの身に起こる問題から目をそむけることなくコツコツと真正面から立ち向かいます。それは、兄弟それぞれがお互いが幸せになることを願っているから。兄弟それぞれが持っているささやかな夢は大切な人が幸せになること…何ですね。

「若者たち」は、小さくてもいい、身近な夢を実現させると幸せになれるかもしれない…と思わせてくれる映画なのです。

その5 歌い継がれる主題歌

「若者たち」というとすぐに思い浮かぶのは主題歌です。「若者たち2014」では森山 直太朗がしっとりと歌い上げていますね。映画「若者たち」は知らなくても、主題歌の「若者たち」を知らない…という人は少ない、フォークソングの定番ですね。音楽の教科書で見たことがあるという人も多いと思います。その歌詞は、とにかく前向きです。

道は遠く、大切な人もいない。なのになぜ行くのか?ただ、その遠い道は希望へと続いている。だからこそ、足を止めることがあっても、また歩き始めるんだ。今辛い状況に置かれていても、沈みっぱなしの太陽はない。必ずいい方向へ向かうんだ…と思わせてくれるこの歌は、壁にぶち当たった時にい聴くと、ポジティブな気持ちが生まれてきます。

いかがでしたか?

深刻な状況に置かれても、投げ出さず考えることをやめず、状況を変えていこうとする「若者たち」に登場する兄弟たち。ぞの骨太で気丈な姿勢は、ぜひ見習いたいものですね。

ドラマ「若者たち2014」と合わせて、ぜひ1967年の「若者たち」もご覧ください!

 まとめ

 映画☆若者たちの5つの見どころ

その1 人とつながるということ
その2 人はお金で幸せになれる?
その3 「まじめ」はかっこいいのだ!
その4 夢は大きくなくてもいい
その5 歌い継がれる主題歌


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